コロナ禍の旅行どのくらい減った?

9月となり涼しい日も増え、夏の終わりを実感するようになりました。

今年の夏を振り返ると、行動制限もなく、規制や旅行など久々にお出かけされた方も多かったのではないでしょうか。

そこで今回は、コロナ禍でどのくらい旅行が落ち込んだのか、データバンク調査からコロナ直前の2019年とコロナ禍中の2021年のデータを比較して見てみます。


まず、全体ではコロナ禍前の2019年では6割近くが1年間にどこかに旅行に行っていたのに対し、コロナ禍の2021年では3割強とほぼ半減してしまっています。

また、渡航制限等があるため海外旅行は2019年の8.2%から2021年では0.3%と激減しているのをはじめ旅行規模が大きくなるほど減少幅が大きくなっており旅行に行った方も規模を縮小していることが伺えます。


これからしてみたい行動のうち旅行に関する項目で2019年と2021年を比較すると、海外旅行は下がっていますが、1泊以上の旅行と日帰り旅行は上昇しており、海外は不安だが、旅行への欲求は伺える結果となりました。


コロナ禍では旅行をはじめ、様々な行動に制限・自粛が発生しました。現在でも終息の気配は見えておりませんが、行動制限がなくなり多くの人がお出かけした今年の夏をうけ、今年の調査ではどのような結果になるのでしょうか。

データ元 : JNNデータバンク定例全国調査       2019年11月実施:男女13~69歳 n=7,389      2021年11月実施:男女13~69歳 n=7,401

 

JNNデータバンク調査概要 https://www.jds.ne.jp/datebase01j/

               データ(PDF)はこちら